O&Mの基本を大事にする
一般社団法人日本電機工業会のJEM-TR228等のガイドラインに基づいて検査を実施し、スキルをもった電気主任技術者を全国サービスセンターに配置することで、万が一のときもいち早く駆けつけます。
効率アップ施策を提案
O&M要員の重要なミッションは、不具合になりそうな箇所の特定と改善(予防保全)を行い、発電効率アップの施策の提案(バリューアップ提案)を行います。
コスト競争力のあるO&Mサービスを提案
過去の不具合事例をデータベース化し、リスクが高い項目へ優先的にO&M資源を振り分けるような作業計画を立案します。
運転遠隔監視
「監視センター」にて全国の発電所を集中管理。
保守・点検
一貫した点検・保守体制(高圧クラスで1現場2名体制)で発電能力を最大限に保ちます。
緊急駆付け
「監視センター」と全国のサービス拠点が連動し、素早く緊急事項に対応し早期に復旧を図ります。
現地管理
目視による毎月点検と「監視センター」のデーターから不具合を早期に発見し改善を図ります。
監視センターは24時間・
365日稼働しています
監視スタッフが24時間365日、全国の発電所をリアルタイムで集中監視しています。
常時稼働の監視センターと全国のサービスセンターとのスピーディーな連携で最高のサポート体制を構築しています。
全国のサービスセンターと
スピーディーな連携を実現しています
全国のサービスセンターとの連携により、均質なサービスをスピーディーに提供します。


月次もしくは年次の点検を実施し、電気的特性の劣化度合い、不良モジュールの発見、排水設備のメンテナンス要否等を判断します。
点検項目については、一般社団法人日本電機工業会のJEM-TR228(小出力太陽光発電システムの保守・点検ガイドライン)をベースに、維持管理に必要な32項目の点検サービスを提供しています。
主な保守・点検項目
- 1 キュービクル点検(受変電設備点検)
- 2 モジュールの点検
- 3 パワコン点検
- 4 排水設備点検
- 5 架台点検
- 6 エアコン点検
- 7 モニタリング設備点検
- 8 接続箱、集電箱


緊急時は近くのサービスセンターから太陽光エンジニアが発電所へ急行します。まずは、監視センターがトラブル情報をもとに現場状況を分析し、サービスセンターへ駆付け指令を出します。
自然災害(台風・地震・豪雨など)などの不可抗力な事象についても必要に応じて緊急の巡回体制を整え、迅速な対応を実施します。これまでの経験から確立した最適な対処方法により、早期な復旧を行います。
受変電設備故障
事故原因を特定し、復旧が可能か判断をします。機器交換が必要な場合には運転可能エリアを特定し、その範囲から早期復旧をしていきます。
PCS重故障(PCSの運転停止)
インバータ故障、冷却ファン異常、制御回路異常等の重故障でPCSは自動停止します。リセット操作により回復しない場合は、PCSメーカーと協議しながら復旧、修理作業を行います。
系統異常
電力会社とのコミュニケーションのうえ、系統異常の復旧を確認し、所内にも異常がないことを確認の上でPCS再起動を行います。
軽故障
吸気温度異常、直流地絡等の軽故障で状況によりPCSは自動停止します。警報の段階で早期に原因を除去し、PCSトリップに至らないように努めます。


日常点検(巡回点検・環境整備)
発電所の近くに設置したサービスセンターから、現地管理スタッフが、太陽光パネル・パワコン・接続箱や集電箱・架台や接続ケーブル等の設備や周辺環境を点検しています。
不具合や異常があった場合には、速やかにお客様に報告すると共に現地における修繕対応や、電気主任技術者と連携して不具合原因を究明し、その修復を図ります。
設備の状況は発電所ごとに様々です。
基本的な点検個所はチェックリストを用いて確認しますが、ある発電所にとっては問題にならないことでも、別の発電所では大問題である場合があります。
当サービスでは、発電所ごとの特徴に応じて決められた巡回や定期点検スケジュールを着実に実施して、発電環境を改善するためのこまめな清掃や除草等を行うと共に、状況の変化を掴み、予防保全的なO&Mサービスのご提供に努めています。




日常点検の例
- 電気設備点検太陽光パネル、PCS・受変電設備、接続箱、架台
- 周辺環境点検フェンス、調整池
- 環境整備除草、パネル清掃
- 除草前
- 除草後
- パネル清掃
※ご契約内容によってサービス提供内容が異なります。
発電所の状況ご報告
電気主任技術者による法令点検、年次点検等とは別に、日常点検の結果について、月報あるいは年報として発電事業者様に報告書をご提出します。
月報においては、発電量・日射量といった基本的な事項に加えて、発電所運転状況、不具合発生・対応状況や定点観測写真をご報告し、短期的な変化も把握いただけることに努めております。
個々の発電所の特徴に応じた発電量を増加させるための改善策を洗い出すためには、季節別・年別の発電量推移を比較するなどの分析が求められますが、ご要望に応じて、こういった分析を行う年報を作成し、発電所のバリューアップを提案させていただくことが可能です。
O&Mサービスに関しては、
こちらよりお問い合わせください。